激務度ランキング

勤労時間はどれくらいか?

勤労時間についてまとめたものとして激務度ランキングなるものがある。これをもとに私の見解を加え述べていこうと思う。

75:野村総研(SE) M原総研(コネなし)そねっと 電通(コネなし)ゼネコン(施工)
74:キーエンス 博報堂(コネなし)
——————死んでからが勝負——————
73:キー局 野村證券(OP)
72:大和SMBC 日興コーディアル 外食(店長)
71:総合商社 下流SE
——————死の壁——————
70:モンテローザ グッドウィル
69:レオパレス21 セブン NTT データ
68:ローソン ファミマ 外食(店長、モンテ別格)
67: 医者 中央省庁
65:漫画家(週間連載) 損ジャ メガバン
——————人格崩壊の壁——————
63:生保 上流SE MR
61:小売(コンビニ別格) 伊藤園 地銀 
60:アドバンテスト 損保(損ジャ別格)
——————激務の壁——————
59:総合デベ 専門商社 印刷 NTTDoCoMo 日銀
58:大手車 メーカー 大手電機メーカー(R&D)
57:農林中央金庫 大手メーカー(文系)郵政
56:大手素材メーカー インフラ文系
50:製薬(R&D)
45:歯科医 県庁 鉄道 財閥倉庫
30:NTT持ち株東西コミュ 電力 市役所 
15:私大職員 町役場

労働時間が少ない

NTT系列

NTT系列の中ではSIerのNTTデータが最も忙しく,NTTコミュがその次で、ドコモ、東西がおそらく楽。しかしNTTデータでも年間の有給取得実績は16日程度ありかなり休みは多いといえる。案件が大規模なものが多く、一人が欠けても他の人たちで仕事をカバーできるのがNTTデータで休みが取りやすい主な理由だそうだ。NTTコミュは水・金がノー残業デーとなっており6時に帰れ、給与もそこそこでワークライフバランスが良い、しかしほとんどが法人向けの回線提供、システム導入のような仕事なのでNTTデータとそれほど変わらないという噂もある。NTTドコモも水・金がノー残業デーとなっているが中央はそれなりに忙しく、ノー残業デーが無い日は12時まで残業できるそうである(地方は10時までだから更に楽)、労働組合が強いためノー残業デーは徹底されており、有給休暇もしっかり全て消費する、むしろ消化しなければならないというプレッシャーすらあるという。人事の方に聞いた話では毎年海外旅行にそれなりに長期間いけ、1ヶ月まるまる休む人もいたそうである。NTT東西は公務員体質で私が会ったOBは月の残業が2桁になったら多いほうだそうで最も楽な部類に入る。ただし入社して数年は忙しかったという人もいたので部署にもかなりよりそうである。

電力・ガス・鉄道

インフラで対抗勢力もいないため楽、さらに潰れる心配もほとんどない(JRは特にない)JR東海では社長が「我々は家族だ、首にするような事はしない」と好んで演説するそうである。残業時間は月20時間程度というところか。やりがいという点では物足りないものがあるかもしれないが私生活を充実させたいならば良いだろう。

大学職員、市役所、県庁、特殊法人

大学職員は業務内容がそれほどないのに給与はそこそこで楽である。新日鉄から中途入社した人は(仕事が楽で)「天国」と言っていたそうである。たまに残業があるが基本的には定時で帰れる模様。市役所、県庁はそれなりに忙しいときもあり、毎日終電近くということもまれにあるようだが、潰れる心配はなくぬるい、上のランキングは妥当だろう。英検、漢検などの特殊法人は狙い目である。あまり世間の目がいかないため残業時間が短いのに給与は公務員以上であるという。英検は標準労働時間が9時半〜17時で1時間昼食であり、実質働く時間は6時間半と極めて短いのにも関わらず給与は公務員以上と恵まれている。漢検もおそらく同じような感じだと思われる。

労働時間標準

メーカーは繁忙期があるものの、年末や夏休みは比較的暇なのでまとまった休みを取りやすいし有給休暇の消化率もそれほど悪くない。またSEでもNTTデータ、NEC、NTTコミュニケーションズ等は比較的休みが取りやすく穏やかである。日本生命は激務と言われているが最近は20時までにオフィスが消灯されるので帰れるようになった。銀行は一般的にはまだしんどい部類に入るがそこまでというわけでもないだろう。

激務

まず外食や流通系は激務である。これらは土日が休みにならず、基本的に誰でも出来る仕事のため給与が安くスキルが身につかない。年間休日数も100日未満というような所が多いため肉体的にも精神的にも圧倒的に激務である。次にSEは激務である。下流は基本的に激務であり3K(きつい、厳しい、帰れない)とも言われている。さらに下流SEとなるとこの業界はゼネコン体質でキャリアアップのステップが無いために一生上流工程ができない。よって避けるべき場所である。ただしNTTデータ系の子会社は労働条件が良いという話もある。次に上流SEだが富士通と野村総研が特に激務である。野村総研は大体9時出社で10時位に帰る事が多いらしい、しかし部署によるらしく定時に普通に帰る部署もあるらしく周りから思われている程の激務ではない気がする。ただし有給はそう簡単には取れない様子であった。富士通はそれよりも激務で就職も元気な奴が通るらしい。ただ富士通は残業代がきっちり出るのでそれなりには恵まれているのかもしれない。
メーカーではキーエンスが激務である。規定により9時45分までに帰宅しなければいけなくなったが朝は8時前には来るため結局1日13〜14時間は働く。技術系はそれほどでもないらしいが営業系は相当しんどく、いつどの企業に訪問したかなどを逐一記録し、訪問先と飲みにいくといった付き合いは無いように徹底されるためストレスも相当溜まる。キーエンスの営業は激務過ぎるため男しかいないらしく、また外のやり方と営業スタイルが全く異なるため営業での中途採用は行っていないのだという。ただし年収は3年目で1000万に到達するらしい。今後不況となっていくため下がっていく可能性は高いが・・・