みんなの就職活動日記(みんしゅう)に無い就活目録
倫理憲章により大手企業の新卒採用活動は4月に入ってからだと言われている。しかしながら企業側は選考には関係ないと言いつつリクルーターとして面接を行う、インターンで選考を行う、電話で研究内容を尋ねる、公式OB訪問を行う等様々な水面下の活動により就職活動生を惑わしている。このような場合如何に企業の採用方式を知っていて事前に準備しているかが合否の分かれ目となる可能性がある。また採用は学歴と少なからず関係があるが、どの大学の学生がどれくらいの確率で合格しているのかがわからない。エントリーシートをほとんど書かずに受かったという情報を書いた人は東大卒で、それを信じた普通の大学生が落ちてしまうという事にもなりかねない。この点でみんしゅうは情報価値として低いものとなる。このサイトではその当たりの事について2010年度新卒採用時での実体験に基づき所為を述べていこうと思う。このサイトが企業に内定するための一助とならんことを望む。なお管理人の学歴は大阪大学大学院(理系)である。よって文系の人は少し採用方法が異なるかもしれないが、基本的な採用プロセスは同じであり、また企業研究についても書いていくつもりなので参考にして欲しい。
合格への5か条
1.志望どの高い企業のセミナー(学内セミナー含む)には必ず参加せよ
企業の求める人材に「熱意のある人」というのがあるが、熱意みたいな良くわからないものをどうやって測っているのか?と思うかもしれない。実は企業は学生が熱意をどれだけ持っているかをセミナーの参加状況で測っている事が多いのである。志望度が高い学生ほどセミナーに何度も参加するので効率的に採用活動をしたい企業にとって参加状況を採用基準にするのは合理的であるといえる。学生側としてもエントリーシートは通りやすくなり、会社のことを知ることで面接にも強くなるのでセミナーに参加すればするほど合格率は上がると考えてよい。
2.面接で志望順位を聞かれたら第一志望と言え
第2志望ですとか第1志望群ですとか言う人も多いが非常にナンセンスである。企業は来るかどうかもわからない人に対して時間を掛けている暇はない、大企業ではプライドも高いのでなおさら第一志望ですと言わなくてはならない。「第2志望です、と言ったけど受かった」と言う人も多いが、この発言からは暗に第一志望と言った方が通りやすいという事が示されている。なぜ第1志望かという理由が論理的に説明できれば面接の合格率も飛躍的に高くなる。 当然人事はその人の本気度を見極めてくるが、ここを如何に訓練によりうさんくささを取り除けるかも重要となる。
3.インターンを活用せよ
インターンシップではその企業の概要を知る事ができる他、グループワークの進め方を学ぶ事ができる。グループディスカッションが試験として取り入れられる事が多くなってきたのでここで修行を積んでおくことは後々良い結果となる。また面接ではチームで何かを成し遂げた事はあるか?と聞かれる事があるが、その時にインターンでの活動は武器になり得る。バイトもサークルもやっていない人はどこかのインターンに参加する事が必須となる。
4.面接は第一志望を受ける前に複数回受けておけ
初めての面接は大抵お粗末なもので、複数回面接を重ねる事で対話がうまくなっていくのは必然である。また他社の選考状況を聞かれる事があるが、他の難易度の高い企業の内定を取っているとそれだけで評価が上がり、第一志望の企業の合格率も高まる
5.Webテストは複数人数で行え!
足切りに主に使われるのがWebテスト、ここで落とされていては面接にも参加できない。また面接官はテストの出来をチェックしており悪いとどんなに面接結果が良くても落とされる可能性が高い。よって失敗をしないように第一志望の企業であるならばできるだけ複数人数で行うことを推奨する。一人でやれと書いてあるがそんな綺麗ごとも言ってられない。むしろこうは考えられないだろうか?、一緒にやってくれる優秀な人が友達にいるというという事が実力であると。ともあれそんなに頼むのも迷惑なので重要な会社のみにしよう。