スクウェアエニックス

ドラクエとファイナルファンタジーの会社、鋼の錬金術師や黒執事など出版事業も展開しており今後メディアミックス戦略が期待される。平均勤続年数は5年、平均年収は565万円とかなり低い水準だが大卒の総合職はどれくらいかわからないがそれなりに高い水準にあると予想される。といういものの良くわからないし、寮もないし、面接での交通費は大阪からでも1万円しか出ない。すなわち給与水準も福利厚生もかなり低い部類に入るといえる。とはいえ趣味の世界なので本当に好きな人は挑戦してもよいのではないかと思う。

合格への急所(攻略法がわからないが一応)

エントリー締め切りからWeb適性検査まで

まず注意すべきがエントリー締め切りの早さ、1月20日には締め切られるので忘れないうちに早めにエントリーしておこう。エントリーを行うとまず性格診断テストを受ける。総合職であるならばチームワークをやや重視しているような性格にしておけばおそらくは良いと思う。京都工芸繊維大学の人と就職活動中に出会ったが性格診断で落とされていた。大阪大学の知り合いでは4人(1人は文系)が知っている範囲では受験した全員が通過したので学歴フィルタもかかっている可能性がある。

波乱を呼んだ会社説明会

Web適性通過者に対しては参加必須の会社説明会が開かれる事となるが、会社説明会予約が始まって1時間後には大阪会場が全て埋まりしばらくして東京会場も埋まってしまった。そして予約できなかった多数の人が涙を呑んだ。次の年からもそのような事が起こらないとも限らないのでメールには細心の注意を払っておこう。

エントリーシート通過には学歴が必要

説明会参加後にエントリーシートを提出することになるが、正直あまりエントリーシートを見ていない気がする。そして最も重要とされるのが学歴である。大阪大学の知り合いは私含めて4人中4人(1人は技術で受けていて後の3人は総合)ともエントリーシートを通過した。学歴が無い人はなにかインパクトのある事をわかりやすく書いて人事の目に留まらないと突破は厳しい

1次面接 グループディスカッション(総合職)

何人がエントリーしたか知らないがリクナビを見る限りでは2万5千人くらいがエントリーしてそのうち総合職が1万5千人位として1次試験に呼ばれたのがおよそ350人、倍率は実に40倍である。実際かなり学歴フィルタが掛かっていて8人でグループディスカッションを行ったのだが3人が京大、3人が阪大であった(そして総合職であるにかかわらず理系の院生が5人だった)。グループディスカッションのテーマは学生に必要なもの3つという漠然としたテーマだった。普通にグループディスカッションに慣れていれば通るのかな?私の場合GDはここでしかやらなかったので正直ノウハウはわからないのだが場数を踏めば何とかなるのだろう。

2次以降〜 プロデューサーが面接官に

私はグループディスカッションで落ちたのだが大体100人程度が2次以降に進んだものと思われる。3次試験では有名なゲームプロデューサーが面接官であったりして会えただけでもファンなら狂喜するという。

まだノウハウが整っていない段階

採用側としてもノウハウが無いであろうし、少ないスタッフで採用活動を行っているみたいなのでエントリーシートを見るのも雑であると予想される。受かるには実力以上に学歴と運が必要な気がしないでもない。

難易度・結果

私が知る限り、私が1次で落ち、文学部の人が3次で落ち、一人(大阪大学理系院生)が3次を受けていると聞いたがその後の情報は無く、1人が技術系で進んでいたが最終で落ちた。阪大理系院生はそれなりに優遇されている模様、去年の採用数は全職種17人でその内東大4、早稲田4慶応3とかなり高学歴であった。今年はもう少し増えるのではと思うが良くわからない。