パナソニック

安定を望んで就職を希望する人が多いものの、退職金の前払い制度をはじめるなど終身雇用の撤廃を行い福利厚生も年々渋くなっている。しかし社風としては自らの出世を望まない人、安定志向の人が多く家族的な雰囲気がある。また関西でのブランド力は絶大で世間体は極めて良い部類に入る。給与はシャープ、NECより高く、ソニー、キャノンには劣るといったところ。近年はBtoC主体から、BtoBの車載、住宅などに舵を切っている。

合格への急所

どの事業部を選ぶかで合格率が大きく変わる

理系は学校推薦のジョブマッチング形式を基本としており、まず学生はどの事業部に行きたいのかを選び面接を行う。ジョブマッチングは基本的に自分の研究内容を発表し、それが希望した事業部でどのように活かされるのかを話すといった形式となる。事業部ごとの採用となるためこの事業部によって難易度がまったく変わってくる。例えば最も人気がある研究開発の事業部を選ぶと倍率は相当高くなり、カーナビや社内SEといった部署を選ぶとかなり合格率は高くなる。

難易度・結果

まず私の大学院のコースは45人程度なのだが推薦が4枠あり、7〜8人が第一志望として応募した。一般的にはジョブマッチング形式で、ジョブマッチングに合格してから推薦状を受け取れる という事だったが、今年は推薦取得後にジョブマッチングを受けるという形式となった。ここらの判断は就活担当の教授によって決まる。即ち今まではジョブマッチングに合格しても他に行きたいところがあれば推薦をけれたのだが、今回はジョブマッチングを受ける前に推薦状を取得するので、ジョブマッチングを受けて合格した人は必ず入社しなければなくなってしまった。そして成績上位の4人がジョブマッチング+最終面接を受け研究開発を志望した3人が落ち、他の事業部(どこかは不明)を受験した人は合格した。先輩などを知る限り、研究開発は5人に1人程度しか合格できない様子。一方で社内SE部門(CISC)は私の知る限り5人が今まで受験して5人とも合格しているので難易度は低い。

私の軌跡

  • 3月初旬 OBによる説明会に参加