面接で言うとマイナスになる発言集
採用面接での合否は、Webテストの結果、研究やゼミの内容、学生時代に頑張ったこと等その人の総合力で決まってくる。また、景気の変動や会社計画により採用人数が毎年変わり、その如何でも内定を取得できる確率は変わってくる。面接はあくまで一つの要素で、そのうちの一つのセリフなどあまり取るに足らないと言えばまあそうかなと思うため、それほど神経質になる必要はない。しかし言うとマイナスイメージをもたれる可能性がある言葉は一度胸に刻んでおいた方が良い。どのセリフも少し考えると言わない方が良いとわかるものだが、実際に慣れない面接の場では、準備なしでは不用意に発言しかねないものである。そのような発言を10個列挙してみる。
第一志望ではありません
第一志望ではありません、第一志望群です、他者と迷っていますという セリフは禁物だ。1次試験、2次試験くらいだとそれでも通る場合も多いが最終面接だと落ちる可能性が高まってしまう。 企業側の本音としては採用した人には来てほしいものであるし、第一志望で熱意のある学生を取ろうと思うものである。2人同じ程度優秀な学生がいたとして、一人は第一志望と言い張り熱意のある学生、もう一人は第一志望群ですと発言し、若干斜に構えている学生。自分が採用担当者ならばどちらを取りたいだろうか?答えは自明である。 よってこれらの言葉は絶対に言わず、如何に第一志望であるかの理由を考えるほうに注力しよう。まずは内定を取ることが重要である。
安定志向です
安定志向の学生を欲しがる企業はなぜかいない。会社員が安定志向の塊である電力会社ですらそのような傾向がある。安定思考な会社のおじさんたちは新入社員にフレッシュさや熱意を求めている。それにより組織が活気づくのである。いずれは安定志向に落ち着くにせよ、最初から入社15年のような安定志向逃げ切りタイプのマインドでなじまれては会社に新しい風が感じられず皆のモチベーションも保てない。
兎に角も安定を望まずに、何事も挑戦である、世界へ打って出るという気概をそのときだけでも見せつけて置いたほうが得策なのである。
社会貢献がしたいです
この言葉自体は全く悪いセリフではないが、学生時代はボランティア活動を行い社会貢献、社会奉仕活動の重要性に気づきました、という無償奉仕をする事を是とする文脈上で発言をしてしまうと、企業活動を理解していないと思われる可能性がありマイナスである。企業は社会貢献を通じて利益を追求する存在であり、利益を生むことなしには存続はあり得ない。企業を無償の奉仕活動の場だと思わせるような発言は控えよう。また社会貢献と発言するならば、その企業の事業を十分に理解した上で、御社の〇〇なような事業活動を通してより良い世の中に貢献したいと、志望動機も含めしっかりと伝えよう。
私の強みはコミュニケーション力です
いやっ面接でコミュニケーション力も測ってんだから不必要でしょ常識的に!同様に、私の強みは笑顔です も不要、見りゃわかるよそんくらい。ただでさえ短い面接時間がもったいない。天然かただのアホと思われる可能性がある失言。
やりたい事が具体的すぎる
該当する仕事があればよいが、希望部署と配属が異なる場合も多々あるため不利になることがある。この辺のさじ加減は 難しいと思うが。とある人事は社会に出たこともないのにやりたいことが明確にある人はかえって大学生らしくなく気持ち悪い とか言っていた。
私は人見知りです
敢えて自分の不利になるようなことを言う必要もないでしょ!短所を聞かれた場合でも長所にもなる短所を考えておこう。
特に質問はありません!キリッ
最後に何か質問はございますか?と尋ねられて何も質問が無いと熱意が低いと感じられてしまうようである。何かしら考えておこう。ただし 給与は?とか福利厚生は?とか聞くと、業務そのものよりも待遇を気にしているようで印象がよろしくないからやめておこう。
御社の製品が好きだから志望しました。
好きという事は愛社精神があるという事でいいことだ。しかし志望動機としてはあまりにも幼稚、志望動機を聞かれた場合は、 私の●●の経験が活かせそうである、とか会社が自分を採用した時のメリットを答えるのが良い。まあ転職ではないので 普通に〜がしたいからでもいい気もするが。
御社で成長したい、学びたい
別に会社は人を成長させるために採用するわけではない。専門学校でも行けよwww とか思われる可能性がある。