NTTデータ
連結売上高約1兆のSI業界のガリバー。電電公社時代から官公庁の仕事を取ってきたため社会保険庁向けシステムなど国向けの仕事が強い、長年の付き合いにより人的な繋がりがある他、大規模システムは一度構築したら発注先を変えにくいため他者に仕事を取られる可能性も低い。しかしながら法人向けはやや遅れを取っている感じである。平均年収は約800万円でNTTコミュ、東西よりは高く、ドコモよりは低い。全社平均の残業時間は月あたり60時間程度で他のNTTグループ会社よりはやや多くメーカーと同じくらいだと考えられる。有給の消化率は高く(2007年度実績15.7日)、これは大規模なプロジェクトが多いため一人が欠けても他の人でカバーできるからと考えられる。
採用プロセス
エントリーシート、Webテスト、面接3回で面接内容も普通の志望動機とか何がやりたいのとかごく一般的なもの。面接は実質2回の場合が多く、3回目の面接ではその場で内定証にサインをさせられる。3回目は普通に面接される場合と既に決まっている場合の2パターンがあるらしい。2010年度新卒は自由の枠で250人、推薦で300人程度採用するそうである。
合格への急所
エントリーシート、Webテストが鍵
Webテストは四則演算や暗号の問題で解きなれていない人は落ちる。できる人にやってもらっていた人は合格していた。そしてここを通過することが最も重要なポイントである。面接に行けてしまえば普通に合格率は高い。
難易度・結果
6人が受験し、3人がエントリーシートとWebテストで落ち、1人が2次試験でマッチングが合わなかったため落ち、2人が合格した。基本的には普通に会話ができWebテストができていたら合格できるのではないかと考えられる。採用数が少ないNTTコミュニケーションズの方が難易度は高いと思われる。私は受験していないのでなんとも言えないが。