野村総研(NRI)

野村総合研究所はSI系の企業で最高の平均年収を誇り、年収平均は1000万円を余裕で超える。更には手厚い福利厚生があり、住宅では寮に住むか月学6万円の補助を受け好きな場所に住むかを決めることができる。寮は日吉と横浜にあり、日吉はトイレ共同、横浜はトイレ、風呂共同で、男子寮女子寮は別々にある。去年の新入社員は男257人女74人で理系文系半々程度、理系の大学院生が最も多数を占めているようである。役職はコンサルタント(少数)とアプリケーションエンジニア、テクニカルエンジニアであり、アプリケーションエンジニアは顧客の要望をシステムに落とす仕事、相手先の企業に出向くことが多い。またテクニカルエンジニアはデータベースやサーバ等のスペシャリストでこの職に関しては専門性がかなり問われるため文系はいない。

激務と思いきやそれほどでもない!と思ったけどやっぱり激務?

これは完全に部署によるらしい。6時くらいに帰る部署もあれば毎日12時帰宅という過酷な部署もある。またシステムの運用保守を行っている関係で夜中に電話がなり出向かなければならないこともある。大体システム障害が発生するのは夜中の3〜4時が多いらしく大変らしい。またコンサルタントは基本的に最も激務で羽田→札幌→羽田→本部に帰って作業→羽田→沖縄といったスケジュールも平気でこなす。またシステム系の部署も基本的に人数が少なく、月55時間、年490時間までの残業が認められてはいるがそれを超えて残業することも多々ある、特に証券系、保険系の部署は大変らしい。有給は20日間あり、夏休みは5日間、冬休みも5日間、更には5日間のリフレッシュ休暇が認められており一見休みが多いようには見えるが実際に有給を消化できている人はまずいない。四季報によると有給取得実績は平均10.6日、更に夏休みのうちの2日間、冬休み、リフレッシュ休暇は有給で消化せねばならない夏休み、冬休み、リフレッシュ休暇をフルに活用すると有給は12日間となりこれは有給取得実績よりも多い。結論を言うとやはり激務である。ただし1年目からばりばり仕事任せられるのでやりがいはある。

出来なければ詰められるカルチャー

研修は色々とあるもののそれほど教育制度が整っているとは言えないようである。そして失敗すれば上司から詰められるという厳しいカルチャーがある。NRIグループに向いている人は、上司がどんなであろうときちんと自分の意見が言え、激務にもめげず頑張る人だそうだ、かなりMな人が向いていると言える。

採用プロセス

エントリーシート、Webテスト、面接3回で面接内容も普通の志望動機とか何がやりたいのとかごく一般的なもの。エントリーシートは2009年度採用の実績だと5000中3000通過、また1期、2期、3期まであり2期は確か4月14日締め切りで他の企業に落ちた後でエントリーしても差し支えない。ただし採用される確率は低くなると思われるが。2009、2010年度ともに採用数は360人で 倍率はそれほど高くない。ただしコンサルでの採用はかなり難しい。

難易度・結果

3人が受験し全員が合格した。インターンでは落ちた人は良く聞いたが本採用で落ちた人は聞かなかった。給与は良いが激務であるせいかそれほどまわりで受けていた人もいなかった。難易度はNTTデータの自由と同じ位だと思われる。